Japanese
English
臨床報告・1
胃内分泌細胞癌術後肝転移の1切除例
A resected case of metachronous metastasis to the liver from neuroendocrine cell carcinoma of the stomach
菊地 覚次
1
,
青木 秀樹
1
,
塩崎 滋弘
1
,
二宮 基樹
1
,
高倉 範尚
1
,
高田 晋一
2
Satoru KIKUCHI
1
1広島市立広島市民病院外科
2広島市立広島市民病院病理部
キーワード:
胃内分泌細胞癌
,
肝切除
Keyword:
胃内分泌細胞癌
,
肝切除
pp.985-988
発行日 2009年7月20日
Published Date 2009/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102638
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
胃内分泌細胞癌は全胃癌中の0.1~0.2%と比較的稀な疾患であり1),早期から肝転移やリンパ節転移をきたすため予後不良とされる.また,肝転移の発見時にはすでに多発性のことが多く,肝切除の適応となる例は少ない.
本稿では,胃内分泌細胞癌術後肝転移に対して肝切除を施行し,長期生存を得ている1例について報告する.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.