Japanese
English
臨床報告・1
肝原発内分泌細胞癌の1切除例
Primary hepatic neuroendocrine carcinoma:a hepatectomic case report
尾崎 岳
1
,
海堀 昌樹
1
,
小池 保志
1
,
植村 芳子
2
,
関 寿人
3
,
上山 泰男
1
Takashi OZAKI
1
1関西医科大学外科
2関西医科大学外科中央検査部病理
3関西医科大学外科肝臓内科
キーワード:
肝
,
内分泌腫瘍
,
カルチノイド
,
肝切除術
Keyword:
肝
,
内分泌腫瘍
,
カルチノイド
,
肝切除術
pp.553-557
発行日 2007年4月20日
Published Date 2007/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101215
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はじめに
消化管内分泌細胞腫瘍は,組織学的に低異型度で生物学的に低悪性度のカルチノイドと,高異型度で高悪性度の内分泌細胞癌とに大別される1).そのなかで肝原発神経内分泌細胞癌は稀な疾患であり,予後不良である2).今回われわれは,術前に肝細胞癌と診断し肝切除術を施行したが病理組織学的検査の結果肝原発神経内分泌細胞癌と判明した1症例を経験したので報告する.
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