Japanese
English
臨床報告
腹壁瘢痕ヘルニアの嵌頓による消化管穿孔をきたした1例
Intestinal perforation due to incarceration of an abdominal incisional hernia:A case report
本多 通孝
1
,
高橋 慶一
1
,
真田 貴弘
1
,
松本 寛
1
,
山口 達郎
1
,
安留 道也
1
Michitaka HONDA
1
1東京都立駒込病院外科
キーワード:
腹壁瘢痕ヘルニア
,
嵌頓
,
消化管穿孔
Keyword:
腹壁瘢痕ヘルニア
,
嵌頓
,
消化管穿孔
pp.575-577
発行日 2008年4月20日
Published Date 2008/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102114
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はじめに
腹壁瘢痕ヘルニアは日常診療においてしばしば遭遇する疾患であるが,教科書的にはヘルニア門が大きく嵌頓することは少ないとされており1),経過観察もしくは待機的に手術を施行する場合が多い.
今回,われわれは腹壁瘢痕ヘルニアの嵌頓により消化管穿孔をきたした症例を経験したので報告する.
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