腹壁ヘルニア修復術道場・3
腹壁瘢痕ヘルニア手術のための腹壁解剖
諏訪 勝仁
1
Katsuhito SUWA
1
1東京慈恵会医科大学附属第三病院外科
キーワード:
腹壁瘢痕ヘルニア
,
腹壁ヘルニア
,
解剖
Keyword:
腹壁瘢痕ヘルニア
,
腹壁ヘルニア
,
解剖
pp.935-942
発行日 2024年8月20日
Published Date 2024/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214619
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はじめに
腹壁瘢痕ヘルニア修復術のゴールは,再発や合併症の低減だけでなく,腹壁機能の再構築を視野に入れる必要がある.最近のガイドラインでは,この術式について,ヘルニア門閉鎖後にメッシュを留置することを推奨している.大きな筋層欠損閉鎖にコンポーネントセパレーションは必須であり,このためには腹壁構造をより詳細に理解する必要がある.
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