Japanese
English
特集 消化器外科医としてこれだけは押さえておきたい腹壁瘢痕ヘルニアの治療
II. 各論
1.腹壁瘢痕ヘルニアに対するメッシュを使用する術式
Mesh repair for ventral and incisional hernia
小丹枝 裕二
1
,
津坂 翔一
1
,
三野 和宏
1
,
川村 秀樹
1
Y. Konishi
1
,
S. Tsuzaka
1
,
K. Mino
1
,
H. Kawamura
1
1北海道医療センター外科
キーワード:
腹壁瘢痕ヘルニア
,
Rives-Stoppa
,
TAR
,
IPOM
Keyword:
腹壁瘢痕ヘルニア
,
Rives-Stoppa
,
TAR
,
IPOM
pp.1296-1302
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_1296
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開腹手術を行う消化器外科医にとって腹壁瘢痕ヘルニアは避けて通れない疾患の一つであるが,その術式はメッシュの有無や留置する部位,アプローチによって多岐にわたり,術式選択に迷う場合がある.本稿では,消化器外科医がその特徴を理解することで術式選択の一助となるよう,腹腔内留置法(intraperitoneal onlay mesh:IPOM)と筋層背側修復術(Rives-Stoppa/transversus abdominis muscle release:TAR)について概説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2023