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特集 腹腔鏡下大腸切除術のコツ
腹腔鏡補助下大腸亜全摘・回腸囊肛門管吻合術のコツ―特に潰瘍性大腸炎に対して
Laparoscopy-assisted subtotalproctocolectomy with ileal-pouch anal-canal anastomosis
大谷 剛正
1
,
中村 隆俊
1
,
根本 一彦
1
,
佐藤 武郎
1
,
國場 幸均
1
,
井原 厚
1
,
柿田 章
1
Otani Yoshimasa
1
1北里大学東病院消化器外科
キーワード:
腹腔鏡補助下大腸亜全摘
,
回腸囊肛門管吻合術
,
潰瘍性大腸炎
Keyword:
腹腔鏡補助下大腸亜全摘
,
回腸囊肛門管吻合術
,
潰瘍性大腸炎
pp.513-518
発行日 2003年4月20日
Published Date 2003/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101361
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腹腔鏡補助下大腸亜全摘・回腸囊肛門管吻合術特に潰瘍性大腸炎に対する手術について検討を行った.現在まで腹腔鏡補助下大腸亜全摘・回腸囊肛門管吻合術25例,開腹手術27例を経験した.手術時間は腹腔鏡下354分,開腹277分,出血量は腹腔鏡下205ml,開腹285ml,経口摂取開始日は腹腔鏡下12.9日,開腹15.1日,経口開始から退院までの期間は腹腔鏡下19.0日,開腹21.7日,退院時排便回数は腹腔鏡下10.0行,開腹8.5行であった.腹腔鏡下IACAは開腹手術と比較して問題点はなく,美容上の観点や手術侵襲面からも今後の発展が期待される手術である.
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