特集 炎症性腸疾患の治療戦略と手術
Ⅱ.潰瘍性大腸炎 2)腹腔鏡下大腸全摘・回腸嚢肛門(管)吻合術
岡林 剛史
1
,
松井 信平
1
,
清島 亮
1
,
茂田 浩平
1
,
小関 優歌
1
,
北川 雄光
1
1慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器)
キーワード:
腹腔鏡手術
,
大腸全摘術
,
潰瘍性大腸炎
Keyword:
腹腔鏡手術
,
大腸全摘術
,
潰瘍性大腸炎
pp.1023-1030
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002835
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日本内視鏡外科学会のアンケート調査によれば,2019年までに行われた腹腔鏡下もしくは用手補助下大腸全摘術の手術件数は約3,974件であり,日常臨床において頻度の高い手術ではない1)。しかし,潰瘍性大腸炎患者の増加に伴い,わが国の大腸全摘術の手術件数は年々増加しており,本術式は専門病院だけで行われる手術でなくなりつつある。
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