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特集 炎症性腸疾患アップデート—いま外科医に求められる知識と技術
潰瘍性大腸炎の手術手技
用手補助腹腔鏡下大腸全摘・回腸囊肛門(管)吻合術
Hand-assisted laparoscopic total proctocolectomy with ileal pouch anal(or anal canal)anastomosis
板橋 道朗
1
,
中尾 紗由美
1
,
山本 雅一
1
Michio ITABASHI
1
1東京女子医科大学消化器・一般外科
pp.1356-1360
発行日 2018年11月20日
Published Date 2018/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212273
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【ポイント】
◆用手補助鏡視下手術(hand assisted laparoscopic surgery:HALS)は,UC手術手技の困難性を克服する1つの方法である.
◆HALSは最も慎重であるべき直腸の剝離とstaplingを前半に行い,反時計回りに結腸を処理して大腸を全切除する.
◆安全な吻合のためには回腸囊の恥骨下縁2横指までの十分な到達性を確認した後に吻合を行うことが肝要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2021年11月末まで)。
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