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特集 炎症性腸疾患アップデート—いま外科医に求められる知識と技術
潰瘍性大腸炎の手術手技
開腹大腸全摘・回腸囊肛門(管)吻合術
Restorative proctocolectomy with ileal pouch anal(or anal canal)anastomosis as an open surgical procedure
池内 浩基
1
,
内野 基
1
Hiroki IKEUCHI
1
1兵庫医科大学炎症性腸疾患外科
pp.1344-1348
発行日 2018年11月20日
Published Date 2018/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212270
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【ポイント】
◆開腹手術も小開腹手術が増加している.
◆小開腹で行う場合は脾彎曲部の授動に工夫が必要である.
◆肛門吻合を行う場合,J-pouchが肛門まで到達するかどうかの見極めが最も重要である.
◆肛門管の粘膜切除は歯状線を含めて,その肛門側から開始し,内肛門括約筋は愛護的に扱う.
◆回腸囊肛門吻合は1層で,できるだけ,均等になるように24針縫合する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2021年11月末まで)。
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