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特集 内視鏡外科手術を安全に行うために
腹腔鏡下脾臓摘出術を安全に行うために
Laparoscopic splenectomy
奥芝 知郎
1
,
奥芝 俊一
2
,
加藤 紘之
2
Okushiba Tomoo
1
1北海道社会事業協会小樽病院外科
2北海道大学大学院医学研究科腫瘍外科
キーワード:
腹腔鏡下脾臓摘出術
,
インフォームドコンセント
,
解剖
,
手術手技
,
合併症
Keyword:
腹腔鏡下脾臓摘出術
,
インフォームドコンセント
,
解剖
,
手術手技
,
合併症
pp.693-697
発行日 2004年6月20日
Published Date 2004/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100643
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要旨:特発性血小板減少性紫斑病をはじめとする脾腫のない疾患に対し腹腔鏡下脾臓摘出術はいまや標準術式になりつつある.手術は脾臓周囲支持組織の切離と脾への血行遮断に尽きるが,この過程において出血を中心とする偶発症,合併症が多施設から報告されている.本稿では解剖の要点を概説し,筆者らが経験した合併症を起こしやすいポイントとその対処法を中心に述べる.
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