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特集 内視鏡下手術の現状と問題点
腹腔鏡下脾臓摘出術の現状と問題点
Current status of laparoscopic splenectomy
山口 将平
1
,
橋爪 誠
1
Shohei YAMAGUCHI
1
1九州大学大学院医学研究院災害救急医学
キーワード:
内視鏡下手術
,
腹腔鏡下脾臓摘出術
,
脾臓
Keyword:
内視鏡下手術
,
腹腔鏡下脾臓摘出術
,
脾臓
pp.1383-1387
発行日 2002年10月20日
Published Date 2002/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904994
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近年の腹腔鏡下外科手術の発展はめざましく,消化器外科領域においても適応がますます拡大されている.脾臓摘出術もその例外ではなく,1992年にわが国で初めて施行されて以来,その安全性と低侵襲性はすでに多くの報告がなされ急速に普及し,今では多くの疾患に対する標準術式となっている.さらに,最近では内視鏡下手術に関する周辺機器の発達によりさらに安全,かつ短時間に行えるようになってきた.
本稿では,現時点における腹腔鏡下脾臓摘出術の適応,および手術における手技のポイントや工夫について述べる.
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