Japanese
English
特集 内視鏡外科手術を安全に行うために
腹腔鏡下胆囊摘出術を安全に行うために
Laparoscopic cholecystectomy
植木 敏幸
1
,
佐田 正之
1
,
小田 斉
1
,
中村 光成
1
Ueki Toshiyuki
1
1佐田厚生会佐田病院外科
キーワード:
急性胆囊炎
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
胆管損傷
Keyword:
急性胆囊炎
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
胆管損傷
pp.681-685
発行日 2004年6月20日
Published Date 2004/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100641
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
要旨:今回,腹腔鏡下胆囊摘出術の手術手技と危険性についてまとめた.炎症が高度で胆道の解剖学的位置関係を確認できない場合には胆管損傷などの危険性も高い.術者は手術手順と問題点を十分に理解したうえで手術に臨む必要がある.手術は安全性が最も重要である.病態に応じた術式を選択することが重要で,腹腔鏡下での手術操作が無理であると判断したらためらうことなく開腹手術へ移行すべきである.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.