書評
—著 大熊 輝雄(東北大学教授)—臨床脳波学 改訂第3版
大友 英一
1
1浴風会病院
pp.432
発行日 1983年5月1日
Published Date 1983/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205116
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- 文献概要
CTの普及とともに脳疾患の診断は飛躍的に進歩しているが,そのため脳波の有用性が少なくなったことはなく,むしろ脳波はその守備範囲を明確にしつつあるといい得る。この時期に大熊輝雄教授の"臨床脳波学"の改訂第3版が出版されたことは誠に意義深いものと考えられる。
本書は1963年に出版されて以来,我が国の唯一の脳波のHandbookとして評価されて来たことは論を俟たない所である。
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