Japanese
English
総説
頭蓋内圧測定法(3)—これまでに報告された頭蓋内圧測定法:各論
Measurement of intracranial pressure 3: Significances of the open manometer and the pressure transducer
池山 淳
1
,
前田 成
1
,
永井 肇
1
,
伊藤 明雄
1
,
坂野 公一
1
,
古瀬 和寛
1
Atsushi Ikeyama
1
,
Shigeru Maeda
1
,
Hajime Nagai
1
,
Akio Ito
1
,
Koichi Banno
1
,
Masahiro Furuse
1
1Department of Neurosurgery, Nagoya University, School of Medicine
pp.751-759
発行日 1976年8月1日
Published Date 1976/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406203921
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I.はじめに
前回までに,著者は,頭蓋内圧測定法の歴史的変遷とその分類を述べたので13,14),本稿より,これまでに報告された頭蓋内圧測定法をとり上げ,各カテゴリー毎に測定法の意義とそれに伴う問題点を詳細に論ずる。今回は先に述べた分類II14)にそつて第1群open manometerと第2群,第7群のpressure transducerをとり扱つた。この両者は共に測定された値が純粋にhydrostatic pressureであるという共通点があり,その上,これら両者を比較することが,頭蓋内圧の成因を考える上で重要な問題を含んでいるので一括して取扱つた。
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