神経組織化学アトラス10〈臨床編(4)〉
肝脳疾患の組織化学
渡辺 晴雄
1
1東京女子医科大学第二病院内科
pp.6-9
発行日 1969年1月1日
Published Date 1969/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202488
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広い意味での肝脳疾患を代表するものに,Wilson病と本邦でつとに指摘された猪瀬型肝脳疾患があげられる。両者はその病因がそれぞれ先天的代謝異常と後天的なそれによる点が基本的に異なつている。
Wilson病での中心問題はCeruloplasmin生成異常に関する銅代謝障害である。
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