学会レポート 第24回日本脳・神経外科学会
一般演題抄録・討論・総括[1〜68]
いたみ・その他—一般演題〔34〕〜〔38〕
橋場 輝芳
1
1札幌医大脳神経外科
pp.304-308
発行日 1966年3月1日
Published Date 1966/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202016
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【34】Bradykinin cry, struggleに対する抗キニン剤Angininの予防結果
(東京医歯大内科)島本 多喜雄 久保田 昌良藤田 勉 山下 碩也
従来,実験的疼痛の研究はその対象が痛みという主観的性格をもっためその程度を客観的に測定する方法は発見されていない。したがつて動物実験に際し痛みの表現と考えられるCry,Struggle, TachypnoeaなどいわゆるPseudoaffective Responseの程度をもつて痛みを測定している。われわれはBradykinin (以下Bdk),Acetylcholine(以下Ach)により家兎にこのResponseをおこさせ,Angininによるその予防効果を検討した。
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