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私のカルテから
マレイン酸フルボキサミン投与により平均大脳血流量が改善した脳梗塞後遺症の1例
A Case of Cerebral Infarction Sequelae whose Cerebral Blood Flow Increased after Fluvoxamine Medication
大原 浩市
1
,
阿隅 政彦
2
,
渡辺 康雄
2
Koichi OHARA
1
,
Masahiko ASUMI
2
,
Yasuo WATANABE
2
1国立療養所南花巻病院臨床研究部
2新城市民病院放射線科
1Clinical Research Institute, National Minami Hanamaki Hospital
2Department of Radiology, Shinshiro Municipal Hospital
pp.102-103
発行日 2001年1月15日
Published Date 2001/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405902365
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- Abstract 文献概要
現在のところ,マレイン酸フルボキサミン(フルボキサミン)は本邦で発売されている唯一の選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)である。欧米ではSSRIは脳梗塞後うつ病に対して第1選択となっており1),その他の症状についても有効性が確認されている。今回我々はフルボキサミン服用後に平均大脳血流量が改善した脳梗塞後遺症の症例を経験したので報告する。
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