巻頭言
BNPと心疾患—その有用性と問題点
竹越 襄
1
1金沢医科大学循環器内科
pp.637
発行日 1998年7月15日
Published Date 1998/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404901719
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近年,Na利尿ホルモンペプチドファミリーの心疾患への応用はめざましい勢いで進んでいる.保険制度による制約はあるものの臨床の場におけるその有用性は不動のものとなりつつある.しかし,多くの患者の種々の病態で測定してみるとなかなか解釈が難しい症例に出会う.ここではその有用性と問題点についていくつかの疾患について述べてみたい.
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