Japanese
English
解説
我が国における横隔膜ペーシングの現状
Current status of diaphragm pacing in Japan
中原 数也
1
,
城戸 哲夫
1
,
川島 康生
1
Kazuya Nakahara
1
,
Tetuo Kido
1
,
Yasunaru Kawashima
1
1大阪大学医学部第一外科
1First Department of Surgery, Osaka University Medical School
pp.1453-1457
発行日 1985年12月15日
Published Date 1985/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204787
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昭和59年11月9日,10日に開催された第22回日本人工臓器学会(川島康生会長)に招請されたエール大学のグレン教授はPacing of the Diaphragm in Chronic Respiratory Insufficiency:Present Statusというテーマで特別講演された。この機会に同教授をかこんで横隔神経刺激呼吸の適応疾患,方法および患者管理について詳細に討議するために,カンファレンスが開かれた。幸いにも30名の出席者と9名の発表者を数えることができ,我が国においても,横隔膜刺激呼吸に対する関心が少なくないことがわかった。本論文は,これら発表者の同意を得て,貴重な臨床経験をもとにして,日本における横隔神経刺激呼吸の現状と問題点を明らかにするのが目的である。
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