Japanese
English
Bedside Teaching
活動型大動脈炎症候群に対するステロイド療法の効果
The effectiveness of steroid therapy in active stage aortitis syndrome
藤岡 達雄
1
,
高橋 早苗
1
,
関口 守衛
1
,
木全 心一
1
,
近藤 瑞香
1
,
広沢 弘七郎
1
Tatsuo Fujioka
1
,
Sanae Takahashi
1
,
Morie Sekiguchi
1
,
Shinichi Kimata
1
,
Mizuka Kondo
1
,
Koshichiro Hirosawa
1
1東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所内科
1Dept. of Int. Med., The Heart Institute of Japan, Tokyo Women's Medical College
pp.1459-1464
発行日 1985年12月15日
Published Date 1985/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204788
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大動脈炎症候群の活動期の治療として,早期に十分な量のステロイド療法が必要とされている。またその大動脈病変の部位は,大部分の例において,その発症初期に決定されると考えられている1,2)。それゆえに,活動型大動脈炎症候群患者に対するステロイド療法を行う場合,(1)どのようにしてステロイド療法の効果判定をするか,(2)炎症性反応持続例の場合にいつステロイド投与を中止するか,という問題がある。本稿では,活動型大動脈炎症候群のステロイド投与症例を示し,この問題について若干の解説をしてみたい。
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