Japanese
English
装置と方法
臨床肺機能検査法の総合的な精度管理方法
Total quality control method of clinical pulmonary function tests
神辺 真之
1
,
安田 信正
1
,
有田 健一
1
,
坪倉 篤雄
1
Masayuki Kambe
1
,
Nobumasa Yasuda
1
,
Kenichi Arita
1
,
Tokuo Tsubokura
1
1広島大学医学部付属病院検査部
1Department of Clinical Pathology, Hiroshima University Hospital
pp.153-157
発行日 1985年2月15日
Published Date 1985/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204594
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臨床検査においては,検査の精度管理は最も重要な問題の1つである。臨床検査には血液検査などのような検体検査と,生理検査によくみられるような被検者に直接検査装置を接続しておこなう検査とがある。検体検査に関する精度管理方法は良い方法が多く報告されているが,直接,被検者に検査装置をつけておこなう生理検査については確実な精度管理方法があまり報告されていない。とくに臨床肺機能検査法では,被検者の意志により呼吸が調節できることから,ただ単に検査装置の精度管理だけでは不充分である。
そこで,著者らはこのような問題のある臨床肺機能検査法について,総合的と思える精度管理方法について検討したので報告する。
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