Japanese
English
装置と方法
オッシレーションによる呼吸インピーダンス測定方法の検討
The study on the measurement of respiratory impedance by oscillation technique
神辺 真之
1
,
坪倉 篤雄
1
,
生越 正史
2
,
小泊 好幸
2
,
西田 修実
2
Masayuki Kambe
1
,
Tokuo Tsubokura
1
,
Masafumi Ogoshi
2
,
Yoshiyuki Kodomari
2
,
Osami Nishida
2
1広島大学医学部付属病院中央検査部
2広島大学医学部付属病院第二内科
1Dept. of Clinical Pathology, Hiroshima Univ. School of Med.
22nd Dept. of Int. Med., Hiroshima Univ. School of Med.
pp.245-250
発行日 1980年3月15日
Published Date 1980/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203530
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
換気力学的要素が呼吸に重要な役割をもっていることは,諸家1〜3)の報告にみられるとうりである。換気力学的要素の測定は換気量と,その際の流速および胸腔内圧など圧力を測定すればよく,諸種の検査法4〜6)が臨床に応用されている。
とくに,オッシレーション法による呼吸インピーダンスの測定は,被検者にとって最も負担が少なくて簡単に検査ができるので,もっと臨床に応用されるべき検査法である。しかし現実にはオッシレーション法による呼吸インピーダンスの測定方法はスクリーニングテストの域を越えていない。そこで著者らは,このようなオッシレーション法による呼吸インピーダンス測定方法を広く臨床に応用するために,オッシレーション法に基づく呼吸インピーダンス計を開発し,臨床検討をしたので報告する。
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.