Japanese
English
装置と方法
臨床肺機能検査データベースシステムの設計と応用
Design and Application of Clinical Pulmonary Tests Data Base System
神辺 真之
1
,
坪倉 篤雄
1
,
荒谷 義彦
2
,
池田 秀人
3
Masayuki Kanbe
1
,
Tokuo Tsubokura
1
,
Yoshihiko Araya
2
,
Hideto Ikeda
3
1広島大学医学部付属病院中央検査部
2国立呉病院内科
3筑波大学社会工学系
1Dept. of Central Laboratory, Hiroshima Univ. Hospital
2Dept. of Int. Med., National Kure Hospital
3Tsukuba Univ.
pp.579-584
発行日 1982年6月15日
Published Date 1982/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204008
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臨床肺機能検査法の自動化に関する研究はめざましいものがある。多くの自動肺機能検査装置が開発され,臨床に応用されている。
しかし,臨床肺機能検査の自動化装置に問題点がない訳ではなく,1981年,仙台でおこなわれた第21回日本胸部疾患学会のパネルディスカッション,「肺機能の問題点:臨床肺機能検査の現状と将来」においても,自動化に関する問題点があげられた1)。著者もディスカッサーの1人として,臨床肺機能検査の自動化について,①完企に自動化しすぎて,柔軟性,拡張性に乏しい。②生体情報を電気的に修正して,かえって正確に測定していないのではないか。③データ管理ができていない,などを指摘した。
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