Japanese
English
綜説
心臓核医学の現状
Nuclear Medicine in Cardiology
鳥塚 莞爾
1
,
石井 靖
1
,
米倉 義晴
1
,
山本 和高
1
,
玉木 長良
1
,
向井 孝夫
1
,
湊 小太郎
1
,
藤田 透
1
Kanji Torizuka
1
,
Yasushi Ishii
1
,
Yoshiharu Yonekura
1
,
Kazutaka Yamamoto
1
,
Nagara Tamaki
1
,
Takao Mukai
1
,
Kotaro Minato
1
,
Toru Fujita
1
1京都大学医学部放射線核医学科
1Dept. of Nuclear Medicine, Kyoto University
pp.131-142
発行日 1981年2月15日
Published Date 1981/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203716
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I.そのなりたち
さまざまな核医学診断法のなかで,心臓だけが,ことさらに心臓核医学と呼称されて,現今,注目をあびているのは,この分野が,Radioisotope (RI)を生体内投与して,体外計測をする,いわゆるRI in vivo studyのもつ特質の最も生かしやすいところであったことと,この分野にあって生理学的診断法として厳しい要件を満さなければ受容されえなかったことによっている。このようなこともあって心臓核医学のなりたちは,いわば,核医学のなりたちのさきがけとなって来たといえる。
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