呼と循ゼミナール
201-Tl心筋シンチグラム—視覚とコンピューター解析との対比
兼本 成斌
1
,
Hör, G.
1
1J. W. Goethe大学医学部
pp.1270
発行日 1980年11月15日
Published Date 1980/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203668
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冠動脈造影をもとにした201-Tl心筋シンチグラムのspecificityに関しては視覚でもコンピューター解析でも差はないがsensitivityは統計的にみると約10%の差があることは前にのべた。しかし両者を同時に比較した論文はほとんどない1)ので検討してみた。
対象は経皮的経管式冠動脈形成術(TAP)を行った14例である。男性11例,女性3例で年齢は31〜60歳(平均46歳)であった。開大術前後に施行した運動負荷Tlシンチグラムの負荷直後のものをもちいた。
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