呼と循ゼミナール
運動負荷201—Tl心筋シンチグラムによる経皮的経管式冠動脈形成術の評価
兼本 成斌
1
,
Maul, F.-D.
1
,
Standke, R.
1
,
Hör, G.
1
1J.W.Goethe大学医学部
pp.778
発行日 1980年7月15日
Published Date 1980/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203602
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我々は経皮的経管式冠動脈形成術(PTA)前後に201—Tl心筋シンチグラフィーを施行し,これを定量的に評価することによって虚血心筋への還流改善度を検討しているのでその結果をのべてみたい1)。
対象は狭心痛を有し,冠動脈造影上,3大冠動脈のいずれかに70%以上の限局性狭窄を認めた9例(男7例,女2例)である。年齢は31〜57歳(平均44歳)であった。
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