Japanese
English
綜説
異型大動脈縮窄症—綜説ならびに本邦症例の検討
Atypical coarctation of the aorta:Review of the literature and analysis of Japanese cases
稗方 富藏
1
Tomizo Hiekata
1
1聖マリアンナ医科大学第3外科
1St. Marianna University School of Medicine 3rd Dept. of Surgery
pp.1165-1174
発行日 1979年11月15日
Published Date 1979/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203458
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先天性の成因により胸部大動脈の動脈管分岐部付近に発生する定型的大動脈縮窄症に対し,これとは異なった部位にみられる縮窄を一般に異型大動脈縮窄と称しているが,その成因は単一ではない。近年いわゆる高安病を中心とする大動脈炎症候群が後天性の成因として主なものと考えられている。大動脈炎症候群は諸外国に比し本邦に比較的多い疾患であるので異型大動脈縮窄症について綜説するとともに,本邦の報告例について検討した。
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