呼と循ゼミナール
ガスの流れ(6)
有田 健一
1
,
平本 雄彦
1
,
西田 修実
1
1広島大学医学部第2内科
pp.856
発行日 1979年8月15日
Published Date 1979/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203413
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呼吸終末単位における気相内拡散に基づくstratified inhomogeneityの存在に,理論的支持を与えたCum—mingら1)のモデルについて説明する。
彼らは呼吸終末単位においてガス拡散を考えるさいにいくつかの前提をかかげた。まず吸入気が呼吸終末単位に達した場合,既存のガスとの間には必ずinterfaceが形成されるべきで,その後ガス平衡が生じるであろうと考えた。
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