Japanese
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講座
心性危機(2)—外科的立場より,とくに心臓制止について
Cardiac Arrest and its Resuscitation
三枝 正裕
1
,
上井 巌
1
Masahiro Saigusa
1
,
Iwao Uei
1
1東京大学医学部胸部外科
1Department of Thoracic Surgery, Faculty of Medicine, University of Tokyo
pp.499-504
発行日 1967年6月15日
Published Date 1967/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201782
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はじめに
外科的立場よりみた心性危機といえば心動停止(ca—rdiac standstill),心室細動(ventricular fibrilla—tion)をふくめた心臓制止(cardiac arrest)と一部の不整脈であろう。これらはきわめて迅速かつ適切な処置が要求されるものであり,またこれらに対する研究は,とくに外科治療面で心臓外科の進歩に伴い著しい発達をみせた分野である。著者らは外科的立場よりこれら心性危機の発生ならびに対策について述べ,若干の考察を加えてみたい。
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