Japanese
English
ジュニアコース
ガスの採取と測定法
Measurement of Ventilatory Volumes.
横山 哲朗
1
Tetsuro Yokoyama
1
1慶応大学医学部内科学教室
1Dept. of Internal Medicine, School of Medicine, Keio University.
pp.747-752
発行日 1963年10月15日
Published Date 1963/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201256
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I.はじめに
ガスを集め,その量を測定し,場合によつては,その中の一部分を分析用にサンプリング・チューブに採ることは,肺機能検査の中で最も基本となる技術の一つであるが,日常行なわれるこの操作は,余りにも基本的でありすぎるためか,必らずしも正しい方法で行なわれているとは限らないようである。本誌ジュニア・コース欄でも,すでに数回この問題を扱つたのであつたが,もう一度ここにこの問題をとりあげてみたいと思う。重複をなるべく避けながら,補足して行きたいので,すでに述べられた論文をもう一度思い出しながら,読んでいただきたい。念のため関連したジュニア・コースの論文を列記しておく。
金上晴た他:ダグラス・バッグの取扱いについて 10巻61頁(昭37.1)
西本幸男他:ガス・サンプルの取り方 10巻183頁(昭37.3)
関原敏郎他:バルブの種類と取扱い方法 10巻557頁(昭37.8)
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