Japanese
English
講座
循環器とラジオアイソトープ(III)
Radioisotopes in cardiology
永井 輝夫
1
Teruo Nagai
1
1順天堂大学
1Juntendo Madical College
pp.849-853
発行日 1958年10月15日
Published Date 1958/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200686
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
II)診断的利用
E)末梢循環
Blumgart(1927)はRaCを利用し循環時間を測定しているが,人工ラジオアイソトープを本分野に導入したのはFriedell(1949)による32P標識赤血球,及びHubbert(1942)による24NaClであり,其後Na131Iも利用され,又最近はRIHSAが最も多く利用されている。
この場合32P標識赤血球法は採血測定には良いが,そのβ線は組織内を8mm以上は通過し得ないので,体表測定による場合は24Na又は131Iを利用しシンチレーションカウンターを用いるγ線測定法がよい。
Copyright © 1958, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.