今月の主題 in situ hybridization
技術解説
in situ hybridization―ラジオアイソトープ
我原 義成
1
,
北村 忠久
1
Yoshinari GAHARA
1
,
Tadahisa KITAMURA
1
1塩野義製薬(株)医薬研究開発本部
キーワード:
35S標識RNAプローブ
,
mRNA
,
オートラジオグラフィー
Keyword:
35S標識RNAプローブ
,
mRNA
,
オートラジオグラフィー
pp.983-988
発行日 1998年9月15日
Published Date 1998/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903829
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アイソトープで標識した核酸プローブを使って組織中のmRNAを検出する方法について概説する.操作の大要は次のようである.①mRNAを失わないように組織を固定し,②mRNA周囲の蛋白を取り除き,③プローブの非特異的結合部位をカバーしたうえで,④標識プローブを加えてハイブリッドを形成させ,⑤過剰なプローブやミスマッチの多いハイブリッドを洗い去り,⑥オートラジオグラフィーによってハイブリッドを検出する.
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