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特集 子宮癌診療の進展
治療
ラジオアイソトープによる子宮癌の治療
Treatment of carcinoma of the uterus by means of radioisotope
岩井 正二
1
Syoji Iwai
1
1信州大学医学部産婦人科学教室
pp.1123-1133
発行日 1959年11月25日
Published Date 1959/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202087
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Ⅰ.まえがき
Radioisotope (以下R.I.と略す)による癌の治療と云うと何か特別の変つた方法かの如く考えられがちであるが,その実体はR.I.の放射するγ線,β線によるもので従来のレントゲン,ラヂウム療法とは本質的に何等異るものではない。従つてその実施には従来の癌放射線療法に関する基礎的知識を十分もつている必要がある。
現在わが国で治療に使用されるR.I.はかなり多いが子宮癌に用いられる場合は次の3種に分けられる。
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