Japanese
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講座
換気機能障害の評価—スパイログラムに基いた肺機能検査(4)
Evaluation of the impaired ventilatory functions.
笹本 浩
1
,
横山 哲朗
1
Hiroshi Sasamoto
1
,
Tetsuro Yokoyama
1
1慶応義塾大学医学部内科学教室
1Dept. of Internal Medicine, School of Medicine, Keio University.
pp.459-470
発行日 1958年6月15日
Published Date 1958/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200638
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1.はじめに
前回までにair trapping,分時最大換気量,および時間肺活量の肺生理学的意義,評価などについて述べてきた。スパイログラムより得られる知見としてはこれら3因子はそのごく一部にすぎず,肺活量をはじめとして残された問題は少なくない。しかしながらあたえられた紙面に限りがあるので,今回は一応しめくくりとしてスパイログラムによる換気機能障害の診断についてのべてみたい。
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