カンファレンス
第30回呼吸と循環談話会—スパイログラムに関するカンファレンス
槇 哲夫
1
,
中山 広信
1
,
平野 敏雄
1
,
笹本 浩
2
,
宮本 忍
3
,
瀬在 幸安
3
,
岩村 顕三
3
,
山崎 健一
3
,
佐藤 規
3
,
奈良田 光男
3
,
広田 悦文
3
,
阿部 貞義
3
,
原田 裕光
3
,
中村 潔
3
,
阪野 洋南
3
,
斉藤 乙彦
3
,
金上 晴夫
4
,
馬場 健児
4
,
桂 敏樹
4
,
白石 晃一郎
4
,
田中 元直
4
,
尾形 和夫
4
,
藤本 淳
5
,
百瀬 達也
6
,
小池 繁夫
6
,
中村 隆
7
,
滝島 任
7
,
松崎 広近
7
,
工藤 国夫
7
,
高杉 良吉
7
,
長野 準
8
,
倉富 満
8
,
大和 庸次
8
,
広瀬 隆士
8
,
末次 勧
8
,
横山 哲朗
9
,
伊井 義一郎
9
,
田村 文彦
9
,
中村 弘子
9
1弘前大学槇外科
2慶大内科
3日本大学宮本外科
4東北大学抗酸菌病研究所
5大阪成人病センター
6東京大学上田内科
7東北大学中村内科
8九大胸研
9慶応大学内科
pp.351-363
発行日 1961年5月15日
Published Date 1961/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200985
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司会(笹本)それでは第30回呼吸と循環談話会を開催いたします。今回の呼吸と循環談話会は主としてスパイログラムを中心としたテーマということに絞つたわけです。その理由はいろいろありますけれども,一つ申し上げますと,今年の4月からじん肺法が改正になりまして,御承知のように日本全国で法律によつてじん肺患者の検査をしなくてはならないということになりました。その際検査の主力は胸部レントゲン写真と,それから肺機能検査でございます。しかもその肺機能検査がやはり設備その他の普及との関係からして,換気曲線を中心にして行かざるを得ない。こういうことであるので,一応この辺でもう一度しつかりした換気曲線に対する考え方というようなものをきめておきたいことが大きな理由の一つであつたわけです。
それからもう一つの理由として,これはつい最近ですが,偶々昭和36年日本結核病学会会長であるところの日比野教授が名古屋から来られまして,昭和36年の結核病学会でも自由集談会という名前でやりたい,自由集談という形式でやりたい,その中でやはり肺機能の何かをやつてくれないか,というお話があつたんです。ちようどいい機会ですから,ここで換気曲線について,大いにもんで頂いて,これを第1次もみ会にします。
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