特集 炎症性腸疾患1997
主題
Ⅱ.治療
(1)内科的治療
横山 善文
1
,
宮田 充樹
1
,
土田 研司
1
,
妹尾 恭司
1
,
城 卓志
1
,
伊藤 誠
1
1名古屋市立大学医学部第1内科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
Crohn病
,
薬物療法
,
栄養療法
,
mesalazine
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
Crohn病
,
薬物療法
,
栄養療法
,
mesalazine
pp.377-388
発行日 1997年2月26日
Published Date 1997/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105071
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要旨 炎症性腸疾患の内科的治療について概説し,新しい薬剤・治療法についても紹介した.潰瘍性大腸炎ではsalazosulfapyridine,mesalazine,prednisolone,免疫抑制剤などの薬物療法が主体で,それらを用いた重症度別の初期治療と緩解維持療法の治療指針を解説した.また,現在その有用性が検討されている白血球除去療法・顆粒球吸着法にも触れた.Crohn病では成分栄養法を中心とした栄養療法の重要性を述べ,更に病型別の薬物療法の実際について解説を加えた。
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