増刊号 図解 診療基本手技 第2集
基本的な臨床検査と画像診断法
腹部エコー
安原 一彰
1
,
木村 邦夫
2
,
中村 広志
1
,
岩垂 信
1
,
大藤 正雄
3
1千葉社会保険病院・内科
2千葉社会保険病院・健康管理センター
3千葉大学医学部・第1内科
pp.161-165
発行日 1992年10月30日
Published Date 1992/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909675
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腹部疾患の診療にとって,応用範囲の広いエコー検査は重要かつ必要不可欠な基本手技である.本法は非侵襲的な検査であり,リアルタイムに診断ができ,さらに治療方針の決定に発展できるという有用性を持つ.
検者は種々の角度から多数の画像情報を得ることができるが,同時に解剖学に基づいて情報を関連づけながら検査を進める必要がある.また診断に必要な所見の描出もすべて検者の手技によるため,診断に必要な画像を適切に描出する能力も要求される.
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