増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
循環器疾患
大動脈解離・大動脈瘤破裂
増田 善昭
1
1千葉大学医学部第3内科
pp.260-261
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907122
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ポイント
●大動脈解離はエマージェンシー疾患であり,来院後直ちに検査,治療する.
●内科治療としては血圧コントロールが重要であり,降圧薬,β遮断薬を使用する.
●急性A型解離および重大合併症を有する例は,早期手術の適応である.
●大動脈瘤破裂および破裂切迫例は,緊急手術の適応である.
●大動脈瘤は,瘤径の大きさ,拡大速度により手術を行う.
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