今月の主題 内分泌疾患の検査
性腺ホルモン系
負荷試験
hMG・hCG負荷試験
菅沼 信彦
1
,
石原 豊
1
1名古屋大学医学部産婦人科
pp.2360-2361
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905825
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ポイント
●卵巣機能不全によると考えられる無排卵症,無月経症,卵巣性無月経などの,ゴナドトロピンに対する卵巣反応性の検索を行う.
●hMG製剤150IUを連日5日間筋肉内注射し,第6日に発育卵胞数および大きさを計測し,血清エストラジオール値を測定する.
●成熟卵胞を認めた時点でhCG5,000IUを筋肉内注射し,以降の排卵の有無を判断する.
●多胎妊娠や,卵巣過剰刺激症候群に注意すること.
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