増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
消化器疾患治療薬
消化管運動亢進薬・調律薬・鎮痙薬
セレキノン(田辺)
上野 文昭
1
1東海大学大磯病院内科
pp.119-120
発行日 1996年11月30日
Published Date 1996/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905475
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臨床薬理
●作用機序:中枢を介さず,消化管平滑筋の受容体に直接作用し,食道から大腸にいたるまで広範囲の消化管運動の異常を,正常方向に調律すると考えられている.すなわち,亢進した消化管運動を抑制する一方,運動低下がみられれば逆に促進させるとされている.
●血中濃度モニタリング:臨床では行われない.
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