今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology
非血管系のInterventional Radiology
胆道狭窄に対する胆道ドレナージ法の選択
齋藤 博哉
1
,
桜井 康雄
1
,
真口 宏介
2
1旭川厚生病院放射線科
2札幌厚生病院消化器科
pp.1140-1144
発行日 1996年6月10日
Published Date 1996/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905147
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ポイント
●悪性胆道狭窄に対する胆道ドレナージの第一の目標は,外瘻術,内瘻術とも適切な減黄である.
●第二に,ドレナージ効果範囲の拡大と維持期間の延長である.これらはQOLの向上に直結するものである.
●ドレナージ法の選択にあたっては,目的,原疾患や肝内胆管狭窄の有無,胆管内腔の状態,抗腫瘍療法の併用ならびにその効果などを検討する.
●患者の病態に応じたドレナージ法を選択する必要がある.
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