今月の主題 糖尿病臨床の最先端
糖尿病合併症の診断・治療の新しい展開
インスリン抵抗性と冠動脈スパスム
篠崎 一哉
1
,
原納 優
1
1国立循環器病センター内科動脈硬化代謝部門
pp.313-315
発行日 1996年2月10日
Published Date 1996/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904961
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ポイント
●インスリン抵抗性は各種動脈硬化性疾患の危険因子として重要な役割を果たす.
●冠動脈スパスムは,その多くが初期動脈硬化が既に存在している病態として注目されている.
●インスリン抵抗性は冠攣縮の進展,発症に深く関与していると考えられる.
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