今月の主題 糖尿病―診断・治療の指標
病態
インスリン抵抗性の把握
佐藤 義憲
1
,
佐藤 譲
1
Yoshinori SATO
1
,
Jo SATOH
1
1東北大学医学部第三内科
キーワード:
インスリン抵抗性
,
グルコースクランプ法
,
ミニマルモデル法
Keyword:
インスリン抵抗性
,
グルコースクランプ法
,
ミニマルモデル法
pp.1127-1130
発行日 1996年10月15日
Published Date 1996/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903038
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インスリン抵抗性は,グルコーススクランプ法,SSPG法,ミニマルモデル法といった本格的方法で,あるいはインスリン負荷試験,糖負荷試験のように簡便な方法で測定できる.また,日常臨床では,空腹時IRI,BMI,中性脂肪値などからインスリン抵抗性を推定することも多い.このように,インスリン抵抗性を把握するための方法はいくつかあるが,これらはそれぞれの目的に応じて使い分ける必要がある.〔臨床検査40:1127-1130,1996〕
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