今月の主題 内科エマージェンシー
症候別内科エマージェンシー
急性腹痛
広岡 大司
1
,
大地 宏昭
1
,
片岡 伸一
1
1岸和田徳洲会病院内科
pp.2118-2120
発行日 1994年10月10日
Published Date 1994/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902995
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ポイント
●腹部救急疾患の診断はバイタルサイン,顔の表情,皮膚の緊張度,食事の摂取量,尿量を把握し,まずは全身管理から始まる.
●心筋梗塞や大動脈瘤破裂を起こしている患者が急性腹症として来院することがあり,まず最初に鑑別する.
●多くの場合,問診で診断がつく.
●鑑別診断はポピュラーな疾患,重症化しやすい疾患から考える.
●確定診断例以外は経過観察をする.
●高齢者や基礎疾患を有する場合は症状,診察所見が軽くても重症化しやすい.
●コンサルテーションはベッドサイドで.
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