今月の主題 内科エマージェンシー
救急基本手技
救急薬品のminimum requirement
田中 行夫
1
,
熊沢 光生
2
1山梨医科大学救急集中治療部
2山梨医科大学麻酔科
pp.2069-2071
発行日 1994年10月10日
Published Date 1994/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902981
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ポイント
●救急薬品使用の基本は,使用する薬剤の作用,投与量を確実に身につけることであり,その薬剤の数は決して多くない.
●さまざまな病態が想定されるが,救急の現場では,原因検索よりもまずバイタルサインを安定化させることが救命の第一歩である.このため強心昇圧薬の使い方の習得が最も大切である.エピネフリン,ドパミン,ドブタミン,ノルエピネフリンはその基本である.
●抗不整脈薬としてアトロピン,リドカイン,ジギタリス,Ca拮抗薬を理解する.
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