今月の主題 内科エマージェンシー
症候別内科エマージェンシー
ショック
篠沢 洋太郎
1
,
相川 直樹
1
1慶應義塾大学医学部救急部
pp.2073-2075
発行日 1994年10月10日
Published Date 1994/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902982
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ポイント
●収縮期血圧が80〜90mmHg以下,あるいは平時の収縮期血圧が150mmHg以上の場合には60mmHg,平時の収縮期血圧が110mmHg以下の場合には20mmHg血圧が低下した場合に,症状を鑑み,ショックと診断する.
●ショックを長期化させないことが肝要である.
●血圧低下をきたす3因子のどれが優位か,すなわち循環血液量減少性ショックか,心原性ショックか,血管拡張性ショックかを診断し,治療を選択する.
●ショック回復後の臓器障害予防にも留意する.
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