今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療
診断のすすめ方
睡眠時呼吸障害と診断
高崎 雄司
1
,
神尾 和孝
1
,
松浦 圭文
2
1東海大学医学部第2内科
2太田西ノ内病院呼吸器内科
pp.2127-2129
発行日 1993年11月10日
Published Date 1993/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902483
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●睡眠時呼吸障害とは,睡眠時に呼吸異常を伴う病態を呼ぶ.
●睡眠時無呼吸症候群とは,睡眠時呼吸障害の一部を成し,頻発する睡眠時無呼吸を特徴とする症候群である.
●睡眠時無呼吸症候群は,その発現機序から中枢型と閉塞型に分類できる.
●治療はすべての睡眠時無呼吸症候群に適応とはならない.
●治療の適応は,症状,無呼吸の発現頻度などを総合的に判断し,決定する.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.