今月の主題 外来診療でここまでできる
呼吸器疾患
睡眠無呼吸検査
神尾 和孝
1
,
小野 容明
1
,
太田 保世
1
1東海大学医学部第2内科
pp.1774-1776
発行日 1997年9月10日
Published Date 1997/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904694
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは,睡眠時の繰り返す無呼吸の結果,さまざまな症状を惹起させる疾患の総称である.
●SASには中枢型と閉塞型があるが,多くは閉塞型(OSAS)である.
●OSASの特徴は,中年以降の男性,肥満体型,大きないびき,昼間時過眠などである.
●簡易診断装置(アプノモニターなど)やパルスオキシメーターを患者に貸し出し,自宅で記録することにより,外来でのスクリーニング検査が可能である.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.