今月の主題 糖尿病 1993
糖尿病治療の現況と問題点
経口血糖降下剤の使い方と限界
奥屋 茂
1
,
加来 浩平
1
1山口大学医学部第3内科
pp.1471-1473
発行日 1993年8月10日
Published Date 1993/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902224
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●食事・運動療法だけではコントロール不十分で,肥満のないインスリン非依存型糖尿病(NIDDM)が適応例である.
●十分な食事・運動療法下で空腹時血糖値 140mg/dl,HbA1c 7.0%以上の場合に投与を考える.
●主流はスルポニルウレア剤(SU剤)である.
●少量より開始し,漸増して維持量に達するのが原則である.
●無効例に対する漫然とした使用は慎むべきである.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.