今月の主題 心不全診療の新たな展開
心不全の病態生理と新しい評価法
心不全と不整脈
岡田 豊
1
,
小川 聡
1
1慶應義塾大学医学部呼吸循環器内科
pp.1092-1094
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902140
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●左心機能低下例での抗不整脈薬療法は,陰性変力作用や催不整脈作用がジレンマとなり,副作用と隣合わせの治療になり得る.
●ベッドサイドで個々の症例での陰性変力作用や催不整脈作用を,投薬前に予測し得る方法はいまだ確立されていない.したがって,心不全症状を呈していなくとも,入院のうえ厳重なECGモニタリングが必須となる.
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